(8) ギンイチモンジセセリ (8) ギンイチモンジセセリ


(解説)セセリ科。羽を開いた大きさほ3センチ。春と夏に成虫にかえる。春型は、羽に銀の一文字槙漂分入つて美しい。北海道から九州に分布し、生息は局地的。幼虫は、ススキ、チガヤなどのイネ科植物を食べて成長する。


「総合運動公園に銀筋の妖精現わる」。もしも、動植物が作り出す自然という社会があり、新聞を発行していたとしたら、こんな見出しが一面のトップを飾っただろう。
 それは、昨年の五月のこと。一文字に銀を引いたしゃれた衣装のチ,ウが草原の上をスキップしながらやってきたのである。適当に手入れされ、程よく自然状態が保たれているところが好きな彼女たち。今では、県内を探してもその姿を見るのはなかなか難しい。
 ギンイチモンジセセリは、良好な自然度を示す指標であり、自然が人間社会に遣わした二ンフ(妖精)なのであろうか。